本日は、ファミリーマートの 「レモンのクロワッサン 瀬戸内産レモンのクリーム使用」 税込¥128 を紹介します。
新発売ですが、実は2年程前にもほぼ同じ名前のパン紹介しています。
☆コチラ前回生地 → ファミマ・サークルKのコンビニパン「レモンのクロワッサン(瀬戸内産レモンの果汁入りクリーム使用)」
しかし前回とは大きく異なるパンの形、作り、パッケージ。
今回は2019年度版 ”レモンのクロワッサン” です。
まずクロワッサンの形。前回の三日月型に対して今回はまっすぐ型です。
そして表面のレモンカラーのビスケット生地は、前回にも増してしっとり。
っと言うよりベトベトしています。
次に作り。前回はパン生地に練り込んであったレモンクリームが、今回はれっきとした
クリームとして内部に入っています。
最後にパッケージ。夏らしい爽やかなレモンのイラスト入りだった前回に比べると、
今回はなんだか平凡です。
さっそく食べてみましょう。
袋を開けるとたちまちに広がるレモンの香り、とっても爽やかです。
但し表面生地がベトベトしすぎです。気候のせいもあるのか、袋にくっついて一部はがれて
しまっているのと、手に持った時くっつきます。
それでも気を取り直してひと口食べてみると、パン生地が超しっとりです。
クロワッサンと名が付いていますが実はデニッシュ。そして今気が付きました。
その生地にも前回同様レモンクリームが練り込んであります。
黄色が渦巻く生地の中央に包まれたパステルイエローのレモンクリームは、
なめらかな口あたりです。レモンの酸味もしっかりと感じられ、爽やかさはMAX!!
要するにひと口目から最後まで爽やかさが続くのです。
前回のサラッとさっぱりレモンに比べると、今回はしっかりと濃厚レモンなのです。
いつも思うのですが、レモンって丸かじりするとあんなに酸っぱいのに、
調味料的な役割では最高の存在ですね。
表面生地のベトベト感を除けば、おいしくいただけるパンでした。
でもどうでしょう? レモンの風味をさっぱりと味わえる前回の方が、
私的には良かったようにも思えます。
<ちょっと雑談>
さてこの時期は、レモンを使ったスイーツなどが多く出回る時期でもあります。
コンビニ各社でも、レモンを使ったスイーツやパンが数多く並んでいます。
前回生地でも書きましたが、そのほとんどで使われているのが瀬戸内産レモン。
国産ではダントツの生産量を誇る広島県と、それに続く愛媛県の2県で、
シェア80%を占めています。多くのスイーツやパンに使われる理由も分かりますね。
そして日本に輸入されるレモンで圧倒的なシェアを占めているのはアメリカ産。
その量は、瀬戸内産レモン・広島と愛媛の合計量のナント!! 約4倍です。
この数字を目の当たりにすると、日本ってつくづく食料を輸入に頼っている国なんだと
認識させられます。