本日は、セブンイレブンの 「メロンクロワッサン」
税込¥128 を紹介します。
クロワッサンをメロン生地ですっぽりと包んでいます。
ややイモムシの様ですが(例えがイマイチでスミマセン)、袋を開けるとたちまちに漂う
バターの香り、これは間違いなくメロンパンです。いや、クロワッサンです。
でもメロンパンのような…..。
このやり取り、以前にもありました。”ローソンのザクザクメロネ” 、メロンパンとコロネの
コラボレーションでしたね。良かったら読んでみて下さい。
さっそく食べてみましょう。
ふわふわのパン生地です。幾重にも重なった薄く繊細なパン生地が、良くできたクッションの
様になっています。しっとりしたメロン生地とも違和感なく合体していますね。
そして甘みが随分と控え目です。甘みよりもバターやマーガリンの風味が格段に広がり、
リッチな気分に包まれます。
このパンは、とてもシンプルな作りなのですが、全体のプロデュースがうまくできています。
二つのパン生地が織りなす好ましい食感、適度な甘さと芳醇なバターやマーガリンの風味、
全てがちょうど良い量で合わさっています。要するに完成度が高いのです。
メロン生地とクロワッサン、必然の組み合わせにも思えます。
飽きのこない、おいしい仕上がりです。
<ちょっと雑談>
昨日の新聞記事にあったのですが、朝鮮通信使と呼ばれる使節団が、鎖国中の江戸時代の
日本を200年の間に12回も訪れていたそうです。
豊臣秀吉の朝鮮出兵で破綻していた国交を徳川政権が回復させたのです。
この使節団は役人の他に画家や医者、芸能者まで含まれ、総勢500人にも及ぶ大所帯でした。
九州から入り、瀬戸内海を抜け、大阪から陸路江戸を目指して歩んだのです。
そして、その行く先々でお祭り騒ぎとなり、文化の交流を果たした訳です。
只、一行が通る藩は、500人もの使節団を接待する役目があり、基本的に費用は藩持ち、
その負担は莫大で、大変苦労したとのことです。幕府の協力なしでは成しえませんでした。
いずれにしても、こういう形で朝鮮との国交を回復させた江戸幕府、たいしたもんです。