本日紹介するコンビニパンは、ファミマ・サークルKの
「抹茶風味広がる抹茶ケーキスティック」 税込¥120です。
長さ20cmほどのスティックパン。抹茶の香りがすごいです。
抹茶がマーブル調に練りこまれたパン生地の上は、
これまた抹茶のケーキ生地で覆われています。
そして、その緑の生地の所々にちりばめられた白いかけら、何でしょうか?
大体想像はできますが……。
パッケージにも抹茶の写真。まるごと和テイストで演出されています。
さっそく食べてみましょう。
しっとりしたケーキ生地と、もっちりしたパン生地、二つの食感がいいですね。
とても好感が持てます。
そして抹茶。
渋みのある濃いお茶の風味と言うよりは、やさしい甘みと共に味わうまろやかな抹茶味です。
白い粒ですが、想像では練乳系かなと思っていましたが、ホワイトチョコかもしれません。
正直、区別がつきませんでした。只、お茶の渋味や苦味をマイルドにしてくれていること
だけは確かです。抹茶とミルクは相性抜群ですから。
ケーキと言えるほどのケーキらしさは感じませんでしたが、抹茶をほんわかと味わえる、
おいしいパンでした。コスパもいいですね。
<ちょっと雑学>
さて、またまたお茶についてのお話しに、ちょっぴりお付き合い下さい。
お茶が中国から日本に入ってきたのは、奈良・平安時代と言われています。
遣唐使や留学僧によってもたらされました。
当時のお茶は非常に貴重なもので、貴族か僧侶のみ口にすることができました。
やがて鎌倉・南北朝時代には、武士の間にも広まったようです。
そして、ようやく庶民が口にするようになったのが、江戸時代です。
只、今の製法で加工したお茶ではなく、もっと簡単に作られていたようです。
お茶が現代の製法で日本人の生活に根付いたのは、なんと大正の終わり頃から、
昭和の初めにかけてと言われています。
意外に新しく、驚きですね。