本日は、ローソンの 「マチノパン いちごのフォカッチャ いちごバターに追いバター」 税込¥150 を紹介します。
”フォカッチャ” イタリアの平たいパンの事ですね。淡いピンクの生地で焼き上げた、
少々いびつな形のパン。こんな薄いパンなのに、真横にスパッとカットされた中には、
バター入りのいちごクリームと更にバターがサンドされています。
所々にちりばめられたクランベリーの砂糖漬けと、表面にふりかけられた白い小麦粉が、
ビジュアル的にもいいアクセントになっています。
さっそく食べてみましょう。
いちごでしょうか? クランベリーでしょうか? いい香りが漂ってきます。
そしてひと口パクリっ!! 割と乾いた食感です。
歯ごたえがありながらも、もっちりした食べ心地です。
ピンクの生地にいちごの風味は感じませんが、すぐにいちごクリームの、爽やかで甘酸っぱい
味わいが広がります。加えて、バタープラスバターのコクとかすかな塩味も感じられ、
味わい深いいちご味となっています。
そしてクランベリーの砂糖漬け。口の中でジャリッと弾ければ、みずみずしい甘さが更に
被さって来ます。ベリープラスベリーの相乗効果、濃厚なベリー味です。
パン自体は素朴な作りですが、いくつもの味が重なり合い、適度な甘さで成り立っている
ナチュラルなおいしさのパンでした。
<ちょっと雑談>
さて、今さらながらの ”いちごあるある” です。
まず、いちごって実はバラ科の植物です。そして植物としての分類や農業上で言えば
野菜に属します。但し、市場では果物で扱われています。流通上は果物なんです。
なんだかややこしいですね。
又、赤い実の部分、実は果実ではありません。この赤い部分は花の一部で、その周りに
くっついているゴマの様なつぶつぶが本当の果実なんです。驚きですね。
あらためて紐を解いてみると、不思議な事実に出会うのでした。