本日は、セブンイレブンの 「中華風蒸しパンの馬拉糕(マーラーカオ)」 税込¥138 を紹介します。
なんだかとっても中華な名前のパン。小ぶりでまん丸な、ちょっとカワイイ蒸しパンが4つ
入っています。これって1つの大きな蒸しパンより、小っちゃいのが4つ入っていた方が絶対
インパクトありますよね。なかなか上手い戦略です。
パッケージ裏の材料表示を見ると黒糖が入っているようですが、パンの茶色はやっぱり黒糖の
色でしょうか? それとも醤油も入っているようなので、醤油の色なのでしょうか?
さっそく食べてみましょう。
う~ん、超しっとり、しかもねっとりと柔らかです。
口の中でサラサラと溶けて行く感じです。
やっぱり黒糖の甘みが、しんみりと広がります。
一般的な、黒糖を使った蒸しパンよりもなめらかな感じです。
そして醤油が入っているせいか、コクもあり甘さに深みが出ています。
でも口あたりが軽いのでスイスイと食べられます。
この大きさの4個なんてあっという間に無くなります。誰にもあげません。
名前から想像するよりもずっと普通な、加えてどこか懐かしい感じの蒸しパンです。
中華のクセも全く無く、すんなりとおいしく食べられる、とっても優しい味わいの
スイーツでした。セブンだけに、ベーシックを狙って作ってあるのかな。
<ちょっと雑談>
さて ”馬拉糕(マーラーカオ)” 、初めて耳にする単語なので、もちろん調べてみましたよ。
中国の伝統的な点心で、”中華風蒸しカステラ” や、”マレーシア風カステラ” とも呼ばれる
そうです。一般的な蒸しパンの材料の他に、ラードを使うのが特徴とのことです。
その発祥は中国の広東地方という説や、マレーシアという説がありますが、マレーシアの方が
有力だそうで、現に ”マーラー” はマレーシア、”カオ” はケーキという意味です。
日本にも古くから存在していて、江戸時代には既に中国から伝わっていたそうです。
香港や台湾では屋台でも売っていて、いずれにしても、中華圏では広く愛されている
スイーツなのです。