本日は、ローソンの 「ヴィエノワサンド 小倉&マーガリン」 税込¥130 を紹介します。
耳慣れないパンの名前が出て来ました、”ヴィエノワ” 。
しかも ”ウ” に濁点、キーボードを叩く手が一瞬、止まりました。
正式名 ”パン・ヴィエノワ” とは「ウィーン風のパン」という意味だそうです。
昔々パリのオーストリア大使館員が、当時の質の悪いパリのパンにうんざりし、
ハンガリーから取り寄せた粉で祖国の上質なパンを作らせたのが始まりと言われています。
このパンの上質な味わいは、パリの人々の間でたちまちに評判になったそうです。
今日のパンとは少し形が違いますが、長い棒状のパンに斜めに入った切れ込みが特徴で、
後のフランスパンのバゲットの原型になったとも言われています。
そんなストーリーのパンに今回サンドされているのは、ナント!小倉あんとマーガリン。
この歴史あるパンとコテコテの日本式食材とのマッチングは、果たしてどうでしょう?
前置きが長くなりましたが、さっそく食べてみましょう。
予想通り、やや噛み応えのあるフランスパンの様な食感です。
噛みしめる程に、小麦の素朴な味わいがにじみ出て来ます。
そしてストレートな甘さで突き刺さってくる小倉あん、スッキリさっぱり目のあんです。
小倉あんに定番の相棒マーガリンは、ちょっぴり引いた位置で寄り添い、
遠くから小倉あんを包みます。ほのかな塩味とミルクのまろやかさで、やさしく上品な
味わいを加えます。フランスパンを小倉あんで食べるのも悪くないと思える仕上がりです。
又、この組み合わせを楽しむには最適の大きさです。
これ以上大きいと飽きるし、小さいと物足りません。
正直、何度もリピートするタイプのパンではありませんが、和洋折衷の意外性も含め
普通においしく出来上がっています。
<ちょっと雑談>
さて、先日テレビのニュースで取り上げられていたのですが、新しい家庭用ロボットの
”LOVOT(ラボット)” が発表されました。
このロボットは、今までに登場したペッパー君などと違い、しゃべることも、
人の代わりに仕事をすることもありません。ただただ人に寄り添うロボットです。
開発者の話しによると、感情的な部分に強いロボットだそうです。
このロボットの分かりやすい機能を一つ挙げると、親しくしている人から名前を呼ばれると
すぐに寄ってくるのですが、初めてあった人から呼ばれても、人見知りするかのように
すぐには寄ってこないらしいのです。
そんな感情的な部分を強くすることで、ユーザーに飽きられない長く愛されるロボットに
なると、その開発者は予想しているそうです。
私が見た限りはごくごく平凡な人形の様な形、細かい動きをすることもありません。
発売価格は2体セットで59万8,000円(税抜き)、かなり高額ですが、
果たして売れるかどうか注目したいです。