本日は、ミニストップの 「イタリア産マロンのモンブランタルト」 税込¥128 を紹介します。
スミマセン!! 端っこが、ちょっと欠けちゃいました。カッコ悪い写真で申し訳ありません。
小ぶりですが、ずっしり重たいです。少しかためのタルト生地の上はカステラ生地に
なっていて、思いのほか柔らかく、欠けてしまいました。
まん中にはマロンクリームが、モンブラン調にたっぷりと入っています。
私自身、タルトは大好きです。
栗の香りが漂う中、さっそく食べてみましょう。
土台のタルト生地と、その上のカステラ部分、食感の対比がいいですね。
サクッとした歯触りに、しっとりなめらかな口あたり、上等なケーキを食べているようです。
このカステラ部分は、カスタードクリームをたっぷり含んでいて、
これだけでも十分おいしくいただけます。
しかし主役は栗です。正直イタリア産の栗がどれほどのものか、私ごときでは見当が
つきませんが、意外とさっぱり、でも存在感いっぱいに季節のタルトを演出してくれます。
全体に甘みはやや強いですが、栗がそれ程でしゃばることなく、バランスの良い味わいです。
食感も楽しくて、パンというより、おいしいお菓子に仕上がっています。
<ちょっと雑学>
さてタルトですが、フランス洋菓子の一種ですね。パイ生地やビスケット生地を円形の型に
敷いて、具材を詰めて焼いたものです。具材は甘い物だけじゃなく、おかず系もありますね。
一般的に、上から生地をかぶせない物をタルトと呼び、かぶせた物をパイと呼ぶようです。
一方、日本にも独自のタルトがあります。愛媛県松山市の郷土菓子ですね。
ゆずあんをカステラでロールケーキ状に巻いたお菓子のことです。松山市の名物ですが、
他の地域でも時折スーパーなどで販売されているので、ご存知の方も多いと思います。
実はこの松山のタルト、その語源は洋菓子のタルトと同じらしいです。
形は全く違うのに、不思議ですね。