本日は、ミニストップの 「ふわふわシフォンケーキ(マダガスカル産バニラ)」 税込¥138 を紹介します。
結構大きいんです。黄色が鮮やかなシフォンケーキ、丸いリング状の真ん中には、
真っ白なバニラクリームが入っています。
このオリジナリティあふれるビジュアルは、コンビニパンが並ぶ棚の中でも、
ひと際目を引きます。甘い香りが立ち込めるその姿は、まさしくケーキですね。
さっそく食べてみましょう。
予想はしていましたが、超やわらかです。
両手でやさしく支えてあげないと、ちぎれてしまいそうです。
そしてひと口食べてみると、ふわふわですが、しっとりしているせいか、
意外にしっかりもしています。キメの細かい生地は、なめらかに口の中で溶けて行き、
スウィーツらしい甘さで卵の濃厚さを感じさせてくれます。
ここで真っ白なバニラクリームに行き当たりました。少しザラっとした食感のクリームは、
これまたふわふわで、生クリームやホイップよりも軽やかです。控え目な甘さで、
スッキリさっぱりと、ボリュームあるシフォンケーキの味わいに、変化を与えてくれます。
さすがに一人で平らげるとお腹も膨れ(明らかに食べすぎ?)、甘さのせいもあるのか、
”もう結構です” 的な気分になりました。
<ちょっと雑学>
さてバニラですが、これは植物の名前で、ラン科に属します。
原産地は、メキシコ及び中央アフリカと言われています。
近年の世界における生産量は、インドネシアとマダガスカルが突出して多いようです。
私たちがよく耳にするバニラビーンズ、アイスクリームや洋菓子作りに使われますが、
これがバニラの種子になります。しかし、この種子にはほとんど香りは無く、
これを発酵・乾燥することによって、独特の甘い香りがするようになるのです。
尚、天然のバニラは絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約の関係で、
輸入は禁止されているそうです。
私たちの身近にあるバニラビーンズは、人工的に栽培されたものだけということですね。