本日は、セブンイレブンの 「ハムチーズ揚げパン」 税込¥128 を紹介します。
やや小ぶりな三角形の揚げパン、中身は王道の組み合わせ、ハムとチーズです。
当ブログでも、4~5回登場したと思います。
驚くような仕掛けは全くありません。
ごく普通の外観。しいて言えばセブンイレブンっぽい形です。
私の買ったパンのもう半分は、誰か知らない人の口の中…….。
さっそく食べてみましょう。
外はパリッと、中はふっくら揚がっています。
衣が少しこぼれますが、割とさっぱりとしていて、イヤな油っぽさはありません。
チーズはペースト状で、口の中でまろやかに広がり、
パン全体の味を包んでくれますが、そんなに濃厚な味わいではなく、
ハムの旨味と共にいつの間にか消えて行く、そんな感じです。
揚げてある事で生地の食べ応えもありつつ、
しかも具材が出しゃばることなく調和されているパンです。
良く言えばバランスの取れた定番パン。
悪く言えば少し特徴のないベーシックな具材のパン、といった所でしょうか。
普通においしくいただきましたが、”また買いたい” と思わせる何かが、
少し足りない気がしました。
<ちょっと雑学>
さてチーズには、ナチュラルチーズとプロセスチーズがありますね。
ナチュラルチーズは、乳を固めて発酵熟成させたものです。
まさに自然のまま、乳酸菌も生きていて、置いておけばどんどん熟成します。
代表的なものとして、モッツァレラやカマンベール、
ゴルゴンゾーラなどがあります。
そしてプロセスチーズとは、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、
固めて作ります。乳酸菌は死滅していて、それ以上は熟成しません。
その代わり、日持ちがして、品質が安定しています。
日本でチーズと言えば、圧倒的にプロセスチーズです。
栄養価が高く、価格もお手ごろで、比較的味にクセが無いので、
幅広い人が楽しめるチーズです。
ちなみに、チーズの生産量ですが、なんと日本一は神奈川県です。
”えっ、北海道じゃないの?” って思われる方、きっと多いですよね。
これには日本で主流のプロセスチーズが深く関係していて、
その生産の為のナチュラルチーズは、ほとんどが輸入なのです。
そしてコスト削減の為、輸入した原料を遠くまで運ばなくていいように、
港(横浜港)の近くに工場ができたのです。
こうして沢山の工場が集まり、生産量日本一となった訳です。