本日は、ミニストップの 「おさつバターパン(なると金時芋のあん使用)」 税込¥128 を紹介します。
黒ゴマがたっぷりと練り込まれたパン生地に、パックリと大胆に口を開ける切れ込み。
そのすき間から覗いているのは、黄金に輝くなると金時芋のあん、
とても印象的なビジュアルです。
一見すると、フランスパンの様にも見えますね。素朴な焼き色に秋を感じます。
さっそく食べてみましょう。
しっかりした歯ごたえです。少し柔らかいフランスパンとでも言いましょうか。
黒ゴマの香ばしい風味と共に、小麦を素朴に味わいます。
噛めば噛むほど、素朴さが増して行きます。
そこへ、秋の恵みのさつまいも。バターで少々オシャレに味付けされていますが、
その甘さは小麦の素朴さの中、とてもありがたい存在です。
あくまでも、さつまいも本来の甘さを基本としながら、バターのまろやかさでお化粧
したかの様な味わいです。それは例えれば、質素な暮らしの中に、ひとときの華やかさを
与えてくれるようでもあります。
さつまいも自体も素朴な食物ですが、このパンを食べ終えた時、なぜか秋の収穫後の
食卓を思い浮かべました。皆さんも、素朴な秋の味わい、いかがですか?
<ちょっと雑談>
さて今日10月19日、諸説ありますが、”バーゲンの日” とされています。
なんでも、1895年(明治28年)のこの日に、東京の呉服店が、日本初の本格的な
バーゲンセールを開催したことから由来されています。
バーゲンセール自体は、今も昔もとてもありがたい催しですが、その価値は以前ほどでは
なくなったように思います。
一つは、値引き販売が季節を問わず頻繁に行われること。もう一つは、そもそもの洋服などの
値段が安くなったことです。言い方を変えれば、安い商品の品質が向上し、高いものを
買わなくても十分満足できる商品が増えたことではないでしょうか?
もちろん、我々消費者にとっては歓迎すべきことで、バーゲンセールも当然続けてほしい
ですが……。価値がなくなったと言っておきながら、わがままですね。(笑)