本日は、セブンイレブンの 「チョコマウンテン」
税込¥149 を紹介します。
よくぞ付けました、マウンテンの名前。モリモリと盛り上がった古代の地層、
正にマウンテンの名にふさわしい姿(いでたち)です。
白く降りかかっているのは万年雪でしょうか? 恐らく粉砂糖ですが、山と一体化しています。
そして麓にはチョコレート、流れ出したマグマが、長い時を経て黒く固まった様です。
さっそく食べてみましょう。
現実に戻れば、古代の地層はデニッシュでしょうか?
クロワッサンにも似た少し空洞のある生地は歯触りがとっても気持ちよく、
しっとりとしていて、とっても好ましい食べ心地です。
若干の塩気があって、白い粉砂糖の甘さはそれ程感じません。
例えれば、遠くでささやく様な甘さですが、このパンにはそれが正解だと思われます。
そしてべったりと底を覆うチョコレート。甘さよりもやや勝る苦み、恐らく大人にも好まれる
味わいです。それは口の中で次第に濃厚さを増して行き、深みあるチョコ味となります。
見た目の大胆さに目を奪われがちですが、なかなかどうしてシンプルな作りで、
何度でもリピートしたくなるパンに出来上がっています。
<ちょっと雑談>
さて、今日のパンを見ていて思い出しました。先日放送されたNHKの ”ブラタモリ” です。
日本列島の誕生について解説していたのですが、現在の列島、新潟あたりから関東一帯に
かけて縦断位置する大きな溝、”フォッサマグナ” についてです。
日本列島が大陸から分離してできたことは広く知られていますが、その分離した時、
実は2つにポッキリ折れてしまい、くの字型になってしまったのです。
その間のスペースに、長い年月をかけて土砂などが入り込み(これがフォッサマグナですが)
くの字型のまま再びくっついたのです。今の本州の姿ですね。
要するに、フォッサマグナが接着剤の役割を果たしている訳です。神秘的ですね。
今日紹介したパン、その地層の様なビジュアルから連想された話題でした。