本日は、ミニストップの 「メロンロールパン(静岡県産クラウンメロン)」 税込¥127 を紹介します。
白い上品な見た目のロールパン。その真ん中の深い切れ込みには、薄いグリーンの
メロンホイップクリームがスイーツの様にデコレーションされ、合わせて濃いグリーンの
メロンソースが注入されています。
白プラスツートンのグリーンが、美しく爽やかなビジュアルを作り出しています。
さっそく食べてみましょう。
何ともふんわりしたパン生地です。手で掴むとつぶれてしまいそうで、頼りないほどに
超ソフト、噛むと次第にモチモチして来ます。
そして驚きのメロン風味。まるで本物のメロンを口に入れたかのようにジュワーっと広がる
芳醇な甘み、パンなのにみずみずしさまで感じます。
静岡県産クラウンメロンのリッチな味わいを凝縮したメロンソースをホイップの軽やかさで
拡散し、これ以上ないほど口の中いっぱいになったメロンの風味が、私を幸せな気分へと
導きます。
かつて味わったメロンを使ったパンの中でも、恐らくメロン感最上位ではないでしょうか。
このパンを食べれば、むせかえるほどのムンムンしたメロン風味、味わえます。
パンのふんわり感もダントツで、総合的に見ても期待以上の出来、
甘い甘いメロンのパンでした。
<ちょっと雑談>
さて、静岡のクラウンメロンについては以前このコーナーでも書きましたが、
今回軽くおさらいしておきましょう。
通常メロンは1本の木から複数個を収穫しますが、クラウンメロンは1本の木から1個の
メロンしか収穫しません。要するに木の養分を1個に集中させることで、極上のメロンを
作り出しているのです。
又、メロンが栽培されている温室はビニールハウスが多いのですが、クラウンメロンは
ガラス温室です。ガラスの方が太陽の熱を取り込みやすいからだそうです。
そうして、厳しく管理された中で手塩にかけて育てられたクラウンメロン、
収穫後はその中にも等級があり、上から順に ”富士” ”山” ”白” と続くそうです。
めったに口にすることのないクラウンメロンですが、おいしさを追求する生産者さんの
努力が結集した芸術品の様ですね。