本日は、ファミマ・サークルKの 「生乳から作ったなめらかクリームパン」 税込¥110 を紹介します。
見た目何の変哲もないクリームパンです。
色つや良く焼きあがったパンは、”ザ・クリームパン” って感じです。
エッ?「クリームパンは、切れ込みの入ったグローブ型だろ」って?
トホホ…….そうでした。楕円形はジャムパンですね。あんパンは丸です。
話しがややそれましたので、とりあえず食べてみましょう。
カスタードクリームに、生乳が38%含まれているそうですが、そのせいか、
若干白っぽいクリーム色です。
パン生地は、ふわっとして柔らかです。ほんのりと甘みも感じられ、口どけも良好です。
そしてカスタード。強くまろやかな、牛乳風味のクリームです。
それなりに甘さはありますが、すっきりした甘さで、口の中いっぱいに広がります。
又とってもなめらかで、いつものカスタードよりさっぱりと仕上げてあります。
特別なクリームパンではありません。
パン生地の食感を追求して、クリームの成分にこだわったスタンダードなクリームパンです。
何の変哲もない外観だからこそ、口に入れたあと、中身が大切です。
このパンは、安定したおいしさで、リピートできるパンに出来上がっています。
<ちょっと雑学>
日本の三大菓子パンと言えば、あんパン、ジャムパン、クリームパンですね。
この中で、あんパンとジャムパンは、銀座木村屋が元祖です。
そしてクリームパン、これは新宿中村屋が元祖です。
初めて食べた、シュークリームのおいしさに感動した創業者が、あんパンの ”あん” の
代わりに、クリームを使ったらどうだろう?と考え、考案したのです。
本文に形のことを書きましたが、実はクリームパン、当初は切れ込みの入っていない
柏餅型の形だったのです。今日紹介したパンの様な形ですね。
ところがこの柏餅型は、内部に空洞ができやすかった為、空気抜きとしての切れ込みを
入れたようです。グローブ型は意図して作った訳ではなく、結果的にできた形だったのです。
※諸説ある中の一説です。