本日は、サッポロ一番の 「広島式汁なし担担麺」
税込¥235 を紹介します。
辛そうです!! パッケージも赤で、雰囲気出てますね。
かやくは、鶏と豚の味付そぼろ肉、ねぎ、唐辛子と、いたってシンプルです。
スープ類は2種類。両方とも後入れで、液体の調味油と粉末の特製スープです。
実は、汁なし担担麺は初めて食べます。恥ずかしながら…….。
そうこうしている間に、もう出来上がりました。
花椒でしょうか? 強烈に香ります。山椒にも似た独特の匂いです。
担担麺ならではのゴマもしっかり香ります。
真っ赤な唐辛子が、食べる前の気持ちを引き締めます。
さっそく食べてみましょう。
シコシコの細麺が舌に絡みつくような感覚です。
何でしょう? 油でくるまれているような感じとでも言いましょうか。
そして何より、花椒のスーッと鼻で感じる風味が特徴です。
そして辛さは段々とやって来ます。
私の場合は、半分ほど食べた頃、汗がジワジワ出て来て、口の中がジンジンしてきました。
でも、とても深みのある辛さです。
そぼろ肉は、しっかりと肉のうま味を伝えてくれますし、ネギのシャキシャキした食感も
残っています。
やはり全体を支配しているのは花椒です。
その独特な風味とラー油が合わさって、刺激的な辛さを作り出しています。
全部食べ終える頃には、しっかり汗が噴き出して来ました。
辛いものが苦手なくせに、なぜか時々無性に食べたくなるのです。
とても個性的でおいしい、初めて食べた汁なし担担麺でした。
<ちょっと雑学>
”花椒” 聞きなれない名前だったので、ちょっと調べてみました。
中国のミカン科サンショウ属で、”華北山椒” が正式名のようです。
日本の山椒と同属異種にあたります。
その実が熟すと、赤く花が咲いたように見える為、一般的には ”花椒” と呼ばれているのです。
辛さが特徴の四川料理などでは欠かせない香辛料で、その痺れるような辛さと、唐辛子の
ピリッとした辛さが合わさることで、それら料理における味の基本を作り出すのです。
当然のことながら、その四川料理を代表する担担麺や、麻婆豆腐には必修なんですね。