本日は、セブンイレブンの 「熟成コンビーフポテトサンド」
税込¥230 を紹介します。
コンビーフとポテトのサンドイッチ。
パッケージには ”相性の良い組み合わせ” と書いてありますが、どうでしょうか?
ポテトは、細かく砕かれた粒々がコンビーフと混ざっていますが、デカイのが一つ、
真ん中寄りの目立つ所にデンっと入っています。
とにかく主張してるんです。ビジュアル狙いでしょうか?
只、全体の見た目は、色が落ち着いているので、華やかさが少し足りません。
さっそく食べてみましょう。
パンがフワフワ柔らかです。噛む力がほとんどいらないぐらいにちぎれます。
そしてあっという間に、サンドされた具に達します。
コンビーフですが、ひと口目であっさり感じた味わいも、
次第に牛肉の濃厚さがやって来ます。
そんな時、ポテトのほっこり感とさっぱりした味が、食感の変化をもたらし、
コンビーフの肉々しさを中和してくれます。やはり相性はいいようです。
時折感じる玉ねぎのシャキシャキ感も、いいアクセントです。
正直、”熟成” の違いは分かりませんでしたが、おいしくまとまっていて、
コンビーフ好きにはオススメします。
只私としては、レタスなどのみずみずしさが、ちょっぴり欲しいところです。
リピートするかと問われれば、ちょっと考えてしまいます。
<ちょっと雑学>
コンビーフとは、本来牛肉を保存用に塩漬けにしたもので、欧米では一般的に、
ブロック肉の状態で販売されているようです。
只、南米では缶詰が主流で、世界の缶詰コンビーフの大半は、
ブラジルで生産されているそうです。
日本でコンビーフと言えば、ほぐした肉をあの独特な形(台形)の缶に詰め込んだものが
主流ですね。面積の大きい側から肉を詰め込むことで、缶の空気を抜き、肉の酸化を防ぎ、
保存性を高める効果があるそうです。
そしてどうしても避けて通れないのが、これまた独特な開封の仕方。
缶の一部分を附属の巻き取り鍵で巻き取って行くという、
一種の ”儀式” をやらなければいけません。
それ故にコンビーフにおいては、この台形の缶入りが圧倒的に人気があるそうです。
ちなみにアメリカでは、ほぐしたコンビーフと、茹でて細かくさいの目に切ったじゃがいもを
混ぜ合わせた、”コンビーフハッシュ” なる食材があり、
日本でも、沖縄県において広く普及しているそうです。
あらためて、コンビーフとじゃがいもは相性がいいようですね。