本日は、ローソンの 「しっとりメロンパン 北海道産赤肉メロン」 税込¥140 を紹介します。
普通のメロンパンよりちょっとだけ小ぶりでしょうか?
ツルンっとした緑のメロンパンには、少々ラフなメロン模様が入っています。
2つに切ってみるとナルホド!! 赤肉メロンにそっくりなビジュアルです。
そしてこのパン、その北海道産赤肉メロンをふんだんに使ったパンなのです。
まず生地。表面の緑のクッキー生地にも、中のオレンジのパン生地にも、メロン入ってます。
次にクリーム。薄いオレンジのホイップにも、濃いオレンジのクリームにも、
しっかりメロン入ってます。
これはもう全身メロン、見た目だけじゃない本物の赤肉メロンです。
さっそく食べてみましょう。
袋を開けた途端、メロンの香りに包まれます。
超ソフトでしっとりした表面生地。中のパン生地はフワフワ、やさしい口あたりです。
両方ともに控え目な甘さで、メロンの風味がほんのり感じられます。
濃いオレンジのメロンクリームはパン生地と同化していますが、
ややねっとりした舌触りで、品のある甘さのギアが一段上がります。
そして薄いオレンジのホイップクリーム、ミルクの風味も豊かです。
持ち前の軽やかさで口の中たちまちに広がれば、もう圧倒的なメロンワールド、
程よい甘さを保ちつつパン丸ごと赤肉メロンへと化します。
当然ながらジューシーさは無いので本物の赤肉メロンにはなれませんが、
高級感も含め雰囲気はそれなりに出ています。但し、個体差もあるかと思いますが、
ホイップクリームが片側に偏って注入されていたことには少々不満です。
<ちょっと雑談>
さて赤肉メロンと言えば、北海道夕張メロンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
そして北海道自体、メロンの一大産地として広く認識されていると思われます。
しかし調べてみると、実は国内のメロン生産量第1位は茨城県で、シェアは26%です。
北海道は2位、16%程のシェアで、茨城とは実に10%もの開きがあります。
にもかかわらず、メロン=北海道と言う構図は、ひとえにブランド化のうまさだと言えます。
どんな農産物もそうですが、代名詞のようなブランド化は強いですね。