本日は、ファミリーマートの 「パン・オ・オランジェ」
税込¥158 を紹介します。
ファミマのパンによくあるコジャレたネーミング。スライスしたオレンジがドーンと
貼り付いたインパクトある見た目は、もはや無視することはできません。
ついつい手に取ってしまうのは、決して私だけではないはず。
その丸いパンの中には、オレンジマーマレードとチーズクリームが入っています。
今までになかった斬新なビジュアルのパンに、私の心は興味津々です。
さっそく食べてみましょう。
パン生地は至って普通です。サックリした食感のごくごくベーシックな食べ心地に、
はやる心は少々拍子抜けです。只、なかなか芸が細かい。小さく刻まれたオレンジが
所々に練り込まれていて、サプライズ的な刺激をくれるのです。
そして少し甘みの強いオレンジマーマレードのジャム。持ち前の酸味は爽やかで、
濃厚なチーズクリームとの相性もバッチリです。
いつも思うのですが、このチーズクリームってホントに便利。
フルーツのさっぱりした味わいに、いい意味のコクを与えてくれます。
又、スライスオレンジと練り込まれたオレンジの粒が、フレッシュな苦みで全体を引き締め、
その食感でもアクセントを付けています。
調べてみると、ベーカリーショップなどに並ぶ ”パン・オ・オランジェ” は、
生地にオレンジジュースが練り込まれていたりするらしいのですが、
このパンの生地は普通のパン生地です。
しかし、2種類のクリームとオレンジそのもので作り上げた味わいは、
”パン・オ・オランジェ” = ”オレンジのパン” にふさわしい出来上がりです。
<ちょっと雑談>
さて、今日はクリスマスですね。
ここ何日かの街の華やぎと共に、人々の心もなんとなくウキウキしたことでしょう。
ところでクリスマスと言えば、チキンが代名詞の一つです。
しかし本家キリスト教では七面鳥が伝統。それは誰もが知る所です。
そう、クリスマスにチキンを食べるのは日本で広まった習慣なのです。
そしてそのきっかけはナント!ナント!あのケンタッキーフライドチキン。
1970年代に日本に初めて上陸し、”クリスマスにチキンを!” とコマーシャルしたのです。
もちろん、なじみの薄い七面鳥の代わりにチキンが選ばれたのは容易に想像できますが、
その始まりが意外にベタ過ぎて、只々驚きです。