本日は、ファミマ・サークルKの 「クーベルチュールチョコ入りチョコクリームのコロネ」 税込¥118 を紹介します。
コロネ、久しぶりです。
パンの表面がツヤツヤで、いい色に焼けています。
”クーベルチュール” の言葉に惹かれました。単純ですが……。
そこで、食べる前にちょっと調べてみました。フランス語で、”カバー” の意味らしいです。
このクーベルチュールチョコは、カカオバターの含有量が31%以上あることが
定義づけられており、脂肪分の高いチョコなのです。
そして名前の通り、キャンディーなどのコーティング(カバー)に使う事が多いそうです。
なんか高級そうなイメージだったのですが、そうではないようです。
前置きが長くなりましたが、食べてみましょう。
まず、チョコクリームの色ですが、比較的薄いというか、コーヒーにミルクを混ぜた様な
ブラウンです。苦味が少ないのかな?
そしてひと口目、ほんのりの塩気と共に確かな油分を感じます。
ねっとりとしたその味わいは、食べ進めて行くうち、段々と濃厚さを感じるようになります。
少し弾力のあるこのパン生地に、ふさわしいクリームと言えます。
見た目通り苦味は少なめで、ストレートなチョコ味では無く、色んなものが混ざった味とでも
言いましょうか?複雑な味わいです。
普通においしいですし、買い易い値段ですが、
特徴的な名前ほどには特別感を感じませんでした。
<ちょっと雑学>
さて今日は、チョコレートについてもう少し掘り下げてみましょう。
日本で販売されているチョコレートは、ほぼ9割が国内生産です。
もちろん、材料となるカカオ豆は多くが輸入されていて、ダントツの1位がガーナからです。
総輸入量の7割を占めます。しかし近年は、これでもかなり減っていて、5年前は今の1.5倍、
シェアにすると85%ほどあったのです。
近年輸入が伸びているのは、コートジボワールです。
まだまだ量は少ないですが、5年前の4倍ほどになっています。
世界的にカカオ豆の生産量を見てみると、なんとコートジボワールはその4割を占めていて、
ガーナの2倍です。この二つの国が、1位と2位なのです。
ところでカカオ豆と言うと、なんとなくブラジルを中心とする中南米のイメージですが、
実は最大の生産地域はアフリカ大陸で、全世界の8割弱を占めています。
アレッ? カカオ豆とコーヒー豆を一緒に考えちゃってるのかな?