本日は、ファミリーマートの 「3種の食感を楽しむレモンチーズタルト」 税込¥138 を紹介します。
実はわたくし、タルト好きです。ケーキ屋さんに行くと、真っ先に目に留まるのがタルト
なのです。そんなわけで、今日はタルトです。
このタルト、きれいに焼けてますね。形が整っています。
一番下のタルト生地の上、メインの生地はレモンチーズ風味です。
そして一番上の表面生地グレーズ、んっ!! グレーズ?グレーズって何?
調べてみると、ドーナツなんかにコーティングしてある、うっすら半透明の砂糖の
溶かしたみたいなヤツ、アレです。たぶん…..。
どうやらこのタルト、そのグレーズとメインの生地、タルト生地との3種類の食感を
楽しめる作りのようです。
さっそく食べてみましょう。
タルト生地、端っこが結構薄くて壊れやすいです。又メイン生地、とっても柔らかいです。
注意しないと崩れてしまいます。
そっと、まずひと口目、私の上の歯がカラメルの様なパリッとした食感をとらえました。
グレーズです。レモンの刺激的な酸味をキュッと感じます。
そしてそのガラスを破った後にはしっとりしたメインの生地、レモンの風味に濃厚な
チーズが加わり、爽やかながらもコクのある味わいを作り出しています。
最後に私の下の歯がとらえるのはタルト生地、少し固めで相当カリッとしたクッキーの
様な食感は、このスイーツを完成させる重要なパーツです。
このパーツが無ければメインの生地はハラハラと崩れてしまいます。
やはりパンと言うよりお菓子、スイーツです。甘さはスイーツらしく強いですが、全体に
行き渡ったレモンの柔らかな酸味が、さっぱりした夏らしい味わいを作り出しています。
タルト、相変わらずおいしいです。
<ちょっと雑談>
さて ”タルト” と言えば、日本にはもう一つの ”タルト” があります。カステラ生地で餡を
巻いて作るロールケーキ状のお菓子、そう、愛媛県松山市の ”タルト” です。
全国のスーパーなどでも見かけることがあるので、ご存知の方も多いのでは?
パイ生地やビスケット生地を使ったタルトとは、似ても似つかぬ作りのタルトですが、
実はその語源は同じ。ラテン語のトルテ(焼き菓子を意味する)に由来するとのことです。
柔らかなカステラ生地と、ねっとりした餡との対比が印象的なお菓子ですね。
愛媛で ”タルト” と言えばこのお菓子を指します。常識だそうですよ。